平成会館ぶろぐ 箱崎千軒

エンディングノート考

エンディングノートとは、自分に万が一のことが起こった時のために、自身の思いや希望を家族などに確実に伝えるためのノートです。
エンディングノートを書いておくと、自分の死後、あるいは意識不明となるような病気や認知症になってしまった時の際に役に立ちます。
また、直接伝えにくい事柄もノートに記録しておくことで、確実に伝えることができます。

映画「エンディングノート」(KBCシネマにて上映中)が好評のようです。
関連して、本屋さんには多種多様なノートが氾濫してます。
(まあ、毎年のように静かなブームが続いておりましたが・・・)
最近は、インターネット経由で自分のデータを保存できるサービスも登場しております。

こうした巷にあふれるエンディングノートは、玉石混淆でありますが内容はほとんど同じです。
おススメは、手前味噌ながら葬儀社が無料で配っているものです。
だって、内容は同じものですから安いにこしたことはありません?

(え?タダより怖いものはないって?)

でもですね、
やっぱりこのノートを書くにあたっては、葬儀の知識が不可欠だと思います。
葬儀(人を弔うということ)についての考えや知識が漠然としたままだと、自分の意見だけが一人歩きしてしまい、遺された者が右往左往するという本末転倒なことになりかねません。
お葬式にはいろいろな「お見送りのかたち」がありますので、できれば専門家へご相談ください。
ご相談ももちろん「無料」です。

 
さて、エンディングノートは「最期の覚え書き」などと呼ばれ、いよいよ死を覚悟した人が切羽詰まって書くようなイメージがあるかもしれませんが、まだまだ元気なうちに書き始めることが重要です。
自分の人生の最後を考えることは、これからの人生をどう過ごすか考えることであり、「死」に対しての漠然とした不安を、安心に変えることが出来るかもしれません。

このノートの本質は、誰にでも訪れる「死」を肯定的に受け入れることなのです。

「なぜ人は死ぬのですか?」
「それは、・・・生まれたからです・・・」

「死」は必然です。今、生きているのは「偶然」なのです。 (中村)